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こんにちは。
先日、ラジオのローカル番組のテーマが「友達」でした。
「友達」について様々なエピソードが投稿されており、面白いなぁと思いながら聞きました。
それから、私自身の友人との思い出が甦りました。
良い思い出ではなく苦い思い出になりますが、エピソードを語ります……
最後のマラソン大会にて
小学6年生の時のマラソン大会でのお話です。
私が通っていた小学校では、冬に学校周辺を走るマラソン大会が学校行事としてありました。学年が高くなる毎に走る距離も長くなります。
マラソン大会が近くなると体育の授業の多くがマラソン大会に向けた練習になっていましたし、6年生ですから、小学校最後のマラソン大会。頑張ろうと意気込んでいる子が多かった印象です。
この頃、私には特に仲良くしている友人が3人程居ました。みんな保育所からの付き合いで、所謂幼馴染という存在です。
お絵描きが好きで器用なAちゃん、面白くてマイペースなBちゃん、スポーツ万能なCちゃん。
さて、マラソン大会当日。
AちゃんとCちゃんはスタートラインの近くの前列、私とBちゃんはほぼ最後尾でスタートしました。
私は長距離走は徐々にスピードを上げていくタイプでした。
最初一緒に走っていたBちゃんですが、「先に行っていいよ」と言うので、私は「分かったー」と言って置いて走りました…
(私もマイペースな子供でした…)
6年生のマラソン大会という事もあってか、沿道には保護者やご近所の方々が何人か応援に来ていて、声援を送ってくれていました。
もう少しでゴール地点が見えるという所で、Aちゃんを抜きました。
お互い息が上がっていたので、特に声をかける事なく、無言のまま。
結果、私の順位は真ん中より少し上でした。最後尾スタートにしてはなかなかの結果だと思います。
さて、私より少し後にゴールしたAちゃんを見つけて声をかけようと近付くと、しとしとと泣いているのです。
「どうしたん?大丈夫?」と声をかけても泣くばかりで、何も答えてくれませんでした。
後日、Aちゃんが泣いていた理由をBちゃんが教えてくれました。
「まこちゃんに抜かされて負けたのが悔しくて嫌だったから」
…子供ながらに驚愕して声が出ませんでしたね。
この時初めてAちゃんにライバル視されている事を知りました。
幼馴染4人組の中で一番スペックの近い私には絶対負けたくないと、ずっと思っていたそうです。
特にマラソン大会では私は追いつけるはずがないと思っていたのに、応援に来ていたお母さんの見える所で抜かされた、という事が悔しくて嫌だったと。
正直、すんっごいショックでした。
私はただの仲良し友達!としか思っていませんでしたので…私が能天気過ぎたのか……
中学校に進学して、みんな違うクラス違う部活に入り、交友関係も変わり、疎遠になっていきました。
別に関係をやり直したいな、と思った事はありません。お互い心の隅にモヤモヤを抱いたまま仲良しな関係を続けるのは無理だったんじゃないかな…と思うので。
現在は連絡のやり取りもなく、Facebookで繋がっているだけの関係です。
終わりに
これで思い出した「友達」の思い出話は以上です。
これが中学生や高校生の時に起こると、もっと拗れただろうなと思います。
小学生だったから、且つ、数か月後に中学校に進学して環境が変わったからこそ現在のSNSで繋がって生存確認するだけの関係に落ちつけたのだと思ってます。
それでは。
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