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こんにちは。
今年に入ってから『カクヨム』と『アルファポリス』で一次創作物を投稿しています。
『カクヨム』では小説とエッセイ。
『アルファポリス』では小説と漫画がメインです。
どちらも作品を投稿し、読者様に読まれ、お気に入りやブックマーク等をして頂く事で、恐れ多くもインセンシティブを頂いています。
しかし、『アルファポリス』の方が投稿&閲覧のポイントが高く、その分インセンシティブも多く頂ける事。漫画を投稿できて、『カクヨム』よりも読者様の数が多い事。
また、『カクヨム』で日記というかエッセイを投稿していたのですが、それでは日記や思った事を緩く書く為に作ったこのブログの存在意義が無くなるのでは…?と思いまして。
なので『カクヨム』での投稿はやめて、内容が短くてもしょぼくてもこのブログに投稿する事にしました。なので「だから何やねん」という内容の記事の投稿が増えます。
『カクヨム』のアカウントは今年いっぱいは残しておく予定です。
それまで、投稿したエッセイの中からいくつか、こちらに転載・再掲していきたいと思ってます。
では、早速ひとつ。
「まんまさん」、ご存知ですか?
(2023.01.31投稿)
突然ですが、皆さんは「まんまさん」という言葉をご存知でしょうか。
先日、実母が遊びに来た際、息子と公園へ出掛けて行った。
その公園は、私の祖父母宅から徒歩圏内にあり、今まで何度も遊びに行っている公園だ。
その公園に行く道中の出来事を、実母が帰宅した時に語った。
「孫くんがね、お参りするって言ってお堂に入ったんだけど、お賽銭入れるって階段で靴脱ごうとするんよ。靴のまま上がってまんまさんにあんしたらええよー、って言ってあげたの」
この「まんまさんにあん」というのは、「仏様を拝む」という意味である。
主に西日本でよく使われる方言、幼児語だ。
私も幼少期に家の仏壇を拝む時は「まんまさんにあんしといてよー」と言われていた。
さて、公園への道中には確かに小さなお堂が二つある。
しかし、どちらも階段は無く、段差すら無い。
どこのお堂の話をしているのだろうか。
「それ、どこにあるお堂?」
「線路脇に小さい商店があるやろ?そこから公園に向かってお家が並んでる方に歩いて行ったとこ」
脳内で映像を再現する。
確かに線路のすぐ横に、昔ながらの小さな商店がある。商店と道を挟んだ住宅街を抜けると、公園があるのだが…
住宅街の途中にあるのはお堂ではなく神社である。
とある神社の分社で、こちらも規模としてはとても小さい。
この神社の社殿には、三段の木製階段の上に賽銭箱が置かれている。
大人なら階段の下から手を伸ばした状態でお賽銭を入れられるのだが、子供はそうはいかない。
土足厳禁という掲示はされていないが、階段が木製の為、一応靴を脱いで上がる様に教えていた。
実母が言っていた「お堂」はこの「神社」である事が判明したところで、ある疑問が湧いた。
神様にも「まんまさんにあん」を使うのだろうか?
私が幼少期に暮らした父親の実家にも実母の実家である祖父母宅にも、神棚と仏壇があった。
しかし、両祖父が神棚に対して「まんまさん」とも「あんする」とも言っているのを聞いた記憶が無い。
気になって調べてみると、
仏様のこと。
「南無阿弥陀仏」→「なんまいだ」→「まんま」にさんが付いたもの。
他に「のんのんさん」等の言い方もある。
「あん」は拝む事。
…だそうだ。
仏様と神様は別ものなので、神様に対して「まんまさん」と言うのは間違っている。
また、実母が神社や社殿を「お堂」と言ったのも、間違いだ。
疑問が解決したと同時に、
実母よ、仏様と神様の違いくらい付けよう。
そして、人が子供に教えている事を易々と反故にするな。
と思ってしまった。
皆さんの地域での仏様や神様の方言や幼児語、独自の呼び方等があれば教えてくださいな。
それでは。
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