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こんにちは。
先日、ヘアドネーションをしたのでそのお話を書きます。
ヘアドネーションとは
ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故等で頭髪を失った子供たちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動の事です。
必要な毛髪の長さは、原則として31cm以上が条件となっています。
何でこんな半端な長さなんだ?と思い調べると、元々アメリカで始まった活動なので、単位が「インチ」なんですね。
12インチ=30.5cm→31cm、という事のようです。
ただ、団体によっては25cmや15cmでも寄付が可能らしいので、ヘアドネーションを考えている方は団体と加盟している美容院に確認する事をお勧めします。
いざヘアドネーション
私がヘアドネーションをしようと思ったのは約一年前からです。
当時は子供を保育所に預けられておらず、職場復帰も出来ていませんでした。育児とコロナウイルスの流行もあり、なかなか思うように外出が出来ませんでした。
その頃には髪の毛の長さは、肩甲骨に届くかな?くらいありました。
私がヘアドネーションを知ったのは旦那と知り合った時です。当時、旦那はヘアドネーションをする為に黒髪ロングでした。25cm程寄付したようです。
これを思い出し、「いつ美容院に行けるか分からないし、ここまで伸ばしたならもっと伸ばして寄付するか〜」と思ったのです。
そして、一年経って肩甲骨の下辺り、もう少しで腰につきそうな程の長さまで伸びました。
もう切ってもいいでしょう!
…というか切りたい。洗髪も乾かすのもとても時間がかかり大変です。
ひとつ結びにしていてもハーフアップにしていても、長さとボリュームで上手く結べないし垂れて来て邪魔や!
もう寄付しようかと思いましたが、一つ疑問と不安要素がありました。
私は癖っ毛です。
癖っ毛でもヘアドネーション出来るのか?
「ヘアドネーション 癖っ毛」で検索すると、殆どの団体で受付け可能でした。やった〜。
団体によっては、カラーやパーマをしていても、よっぽど傷んでいない限り受付け可能のところもあります。
さて、市内でヘアドネーションが出来る美容院を検索し、家から一番近い美容院を予約しました。
いざ、ヘアドネーション!
勇んで美容院へ向かいましたが、私は人見知りのコミュ障…
キレイでオシャレな空間。オシャレな美容師さん。オシャレな話題。オシャレな雑誌。
こんなにも急激にオシャレに囲まれてオシャレの過剰摂取で死ぬかと思いました。
どぅへへ……
さてさて、寄付した後の仕上がりの長さは肩に触れるくらいのミディアムヘアにしようと思っていました。
美容師さんにその旨を伝えると、「ギリギリ足りないかも。短くするか、ヘアドネーションを止めるかになりますが、どうしますか?」
ここまで来て止めるという選択肢はありませんわよ。
わたしの中では十分すぎる程伸びたと思っていたので、31cmまで伸ばすのは簡単じゃないなぁ。と改めて思いました。
毛先から31cmを測ってブロック分けした写真がこちらです。
このゴムの上部を切って、束にした状態で団体へ送られます。
うーん、なんだかこうして見るとキレイな髪じゃないなぁ…本当にこんな髪でも良いのだろうかと不安になりますね。
ヘアドネーション完了
オシャレ空間に震えながらヘアドネーションとカットを終えた仕上がりがこちらです。
劇的!
予定より5cm以上短いボビーになりました。
こんなに短くしたのはいつぶりでしょうか。癖っ毛なので、ある程度長さないと髪が落ち着かないのです。
美容師さんからヘアセットのアドバイスを教わりましたが、素人で不器用でオシャレと程遠い私が実践出来るのか…?
暫くは毎朝戦いになる事不可避でしょう。
もう一度、ビフォーとアフターの写真を貼っておきますね。
まとめ
初めて行ったヘアドネーション。
個人的に面倒に感じたのは以下の三つです。
- 必要な長さまで毛髪を伸ばす難しさ
- 最低限の手入れと根気
- ヘアドネーション団体と提携している美容院を探す手間
これらが苦にならない人は是非一度挑戦してみては如何でしょうか。
因みに、カット料金の他に毛髪を郵送する為の発送料も自己負担でした(お店によって負担額は変わるかも?)
人毛のウィッグの作成には手間と時間がかかるので、寄付した毛髪がなかなか使われない…という話も聞きますが、寄付しない事には何も始まらないので。
それでは。
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